【どうしても日経新聞代を払いたくない人へ】銀行員がすすめる無料の情報収集ツール5選

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突然ですが、日経新聞の代金って高いですよね。

価格が安い電子版でも、4,277円×12ヶ月=年間51,324円かかります。

数ある新聞の中でも、一番高いのが『日経新聞』です。

社会人には必須ともいわれていますが、可能であればこれだけ高い固定費は削減したいですよね。

今回は元銀行員でリテール担当者だったしょぼしょぼが、

銀行員目線で、経済や時事ネタの情報収集ツール(完全無料)を5つ紹介します。

実際に利用していたものも多いので、みなさんも気に入るものがあれば嬉しいです。

銀行員がすすめる情報収集ツール5選

【テレビで情報収集】モーニングサテライト(5:45~)

早朝に放送しているため、出社前にタイムリーな情報を収集できます。

どうしても朝が辛い人は5:45から15分間だけ見て、二度寝してもOK。

お客様の中にも、経済に興味がある人は見ている場合が多いので、

日経新聞を読んでいる人も見ることをおすすめします

旬な情報を朝一で、手っ取り早く収集しましょう。

【米国情報を効率よく】ブルームバーグ

特に【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース』が秀逸です。

主要記事が1つに端的にまとめられ、通勤中の短い時間でも簡単に情報収集できます。

また、アメリカの話題も多く掲載されている点もポイントが高いです。

前日の夜に動いた米国市場に影響を受けて日本株も動いたり、結局、株価等はアメリカ次第で動きやすいです。ブルームバーグ等を活用しながら、マーケットの情報収集は『アメリカから見ること』をおすすめします。

【経済指標・指数を確認】Yahoo!ファイナンス

アプリも視認性が高く、経済指標や株価、為替等の確認に便利です

経済指標に関しては、公表日、前回、予想、結果、その重要度、さらにそれぞれの指標の用語説明までアプリ上で確認できるため、機能としては十分です。

また株価や為替なども、観察したいものをポートフォリオに入力すれば一目で確認できます。

各国主要株価指数、長期金利、リラ、ランド等の新興国通貨を見やすいです。

【動画で手軽に】大和証券

動画なので、移動時間などに気軽に情報収集できます

一番早い配信が8:40なので、朝の情報収集には不向きですが

毎日更新でマーケットの解説もしているため、その日の振り返りには便利です。

※『野村証券』にもマーケット動画がありますが、更新頻度は大和証券に劣ります。

ものによってはログインも必要になるので、個人的には大和証券がおすすめです。

【時事ネタ用】Yahoo!ニュース

完全に時事ネタ収集用です。

Yahoo!ニュースに限らず、地元の新聞社や報道番組等のLINEをフォローし、

見出しを見ているだけでも情報収集には良いと思います。

+αで情報収集したいとき

【経済・時事ネタ収集】

ロイター通信

世界の情報収集用に

コラムや特集が多めで、気になるものがあれば目を通していました。

LINEの友達登録すれば昼と夜の1日2回通知がくるので情報に触れやすくなると思います。

みんなの株式

私はあまり利用しませんでしたが、経済ニュース等をみることができます。

時事ネタ収集に活用する方もいます。


【毎日は見ないけどレポート・コラムが優秀】

モーニングスター

投資信託の情報収集ならこれ

アプリもありますが、情報収集ならWEBサイトが充実しており見やすいです。

過去には個別の投資信託の紹介動画をあげていて、着眼点等も勉強になります。

販売会社ではないので、公正な立場からの評価で参考になると思います。

▽おまけ▽

モーニングスターでは、約定日等を入れて、トータルリターンを確認できます。

銀行情報をネットと連携したくない方にも、投信管理用アプリとしてもおすすめです


東証マネ部!

記事ごとに難易度が明記され、資産形成の記事などは初心者にも読みやすいです。

良質な記事が1日1記事以上あげられていて、情報量も豊富。

投資やマーケットの情報以外にも「身近なお金の疑問」にふれたコラムも多く、知識の幅が広がります。

各投資信託の運用会社のHP

投資信託のアフターフォローに

個別の投資信託の情報収集をしたい時、運用会社のHPも参考になります。

運用会社のHPでは随時、「フィンテック」「オセアニアリート」等、

それぞれの運用会社が注力するテーマや、扱うファンドに関連したレポート等が作成されています。

これはあくまで銀行員目線ですが、

そうしたレポートはマーケットが悪いときほどフォローの参考になる場合があります。

自社の投資信託を購入してほしい運用会社は、基本的にレポートにポジティブな要素を多く含みます。

いま運用成績が悪い投資信託でも「長期でみればこういう見方や言い回しができるんだな」と、

お客様への説明や今後の運用方針の参考にします。

また、最近はどの運用会社もマーケット情報やコラムが充実しています

相場に対して常にやや悲観的だったり、テクニカル面に触れることが多かったり、それぞれの運用会社ごとに若干特色はありますが、あわせて見てみると勉強になると思います。

(参考)日興アセットマネジメント:『楽読』

日経新聞を読まないという選択の是非

私自身は、十分情報収集ができていれば、日経新聞の購読は必ずしも必須ではないと考えています。

銀行員にとっての情報収集とは、「お客様とお話するためのネタ探し」です

時事ネタは、お客様との普段の会話の話題作りに

経済動向は、金融商品の販売やアフターフォローに活かすことができます。

特にマーケットに関しては、推測でしか話ができない世界です。

1つのメディアに頼らず、さまざまな情報や意見を収集・比較し、自ら考え、

「なぜ今日株価が変動したのか」「今後どんな展望が立てられるのか」等、

自分の意見を話せるほうが、むしろ理想的だと思います。

一方で、日経新聞にも『日経新聞ならではの読むメリット』が存在します。

最後に紹介しますので、あわせて参考にしていただけたら幸いです。

それでも日経新聞を読むメリット

現在さまざまな媒体でマーケット等の情報提供が充実しており、

他で情報収集ができていれば、日経新聞の購読は必須でないとお伝えしました。

しかし、個人的には、仕事で経済に携わるのであれば『日経新聞の購読+α』として無料サービスを活用することをおすすめしたいです。理由は以下の3点です。

【理由①】購読者が多い


銀行員に限らず、日経新聞を読んでいる方は多いです。

経済の動向を注視しなければならない銀行のような業界の人は当然読んでいるものと思っている方も多く、読んでいないだけで『ビハインド』になる可能性があります。

【理由②】引用することで信頼感が増す

マーケットの話も、日経新聞に記載されていたこと等を交えて説明すると

「この子はよく勉強しているな」と話の信ぴょう性やお客様の信頼感に繋がります

仮にお客様が実際に購読をされていなくても、勤勉なイメージを持たれやすいです。

【理由③】一つのメディアで済むので、情報収集が楽

広く深い情報を得ることができるのが日経新聞の特徴です。

さまざまなメディアを媒介するのとくらべて、日経新聞だけで必要十分な情報を収集できると考えれば、かえって情報収集は楽になります。

まとめ

最近はWEBサイトやアプリも充実してきており、

日経新聞にたよらずとも良質な情報を収集することができます。

一方で日経新聞を読むことには以下のメリットもあります。

  • 読んでいる人が多く、読んでいないことで水をあける可能性がある
  • 引用することで勤勉さのアピールや話の信ぴょう性につながる
  • 情報収集がかえって楽になる

 

経済にかかわる人は『日経新聞+α の情報収集ツール』として

それ以外の方には『日経新聞の代替手段』として、

今回紹介したツールをご活用いただくのはいかがでしょうか。

次回は日経新聞の購読料を抑える方法をご紹介します。(予定)

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